第34回 蛙田あめこ「コンソメスープ」

シチュエーション

とにかく塩っからいものが食べたい執筆中の明け方


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私の作家メシは、ファミレスのコンソメスープです。

作家といえば、執筆のお供にブラックコーヒー! ビバ・カフェイン!! 苦味走るぜ、眠気よさらばっ!!! ……というイメージがあると思うのですが大変遺憾なことに私はコーヒーを飲むことができません。理由は苦いからです。

勤務先は昼過ぎに始業して夜中までの勤務なので、あえて終電をスルーして始発まで、24時間営業のファミレスで執筆しています。終電後のファミレスは、なんらかの締め切りに追われている人々が集って死んだ目で作業をしていることが多く、さながら戦場のようです。そんな戦場で頼りにされる回復薬ポーション。それがコンソメスープなのです。よく利用するドリンクバーは深夜2時を過ぎたころになるとコンソメスープを提供してくれるんですが、戦場を駆け抜けた俺たちの胃に染み渡りますね。最高です! 福利厚生がつよい!!

あ、2月25日発売の『女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました1』も、おおむねコンソメスープを飲みながら書いた面白い小説です(ダイマ)!!!!

ん、これはメシ……なのか?

Profile

蛙田あめこ かえるだ・あめこ

作家。第5回オーバーラップWEB小説大賞〈奨励賞〉を受賞しデビュー。

受賞作『女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました』は第1巻が2019年2月25日にオーバーラップノベルスより発売中。
https://www.amazon.co.jp/dp/4865544526

担当編集メシ

シチュエーション

推しが引けなかった日の夜

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「期間限定」の四文字が憎い。(編集DA)