今回の「作家のしゃべり場Z」は特別編!
第5回オーバーラップ文庫大賞の受賞者インタビューを一挙掲載するぞ。
『ちょっぴりエッチで変態なお姫さまは好きですか? 1』で〈特別賞〉を受賞したお魚1号に、創作の原点を始めとしたさまざまなことを聞いた。
――まずはライトノベル(以下「ラノベ」)を書き始めたきっかけを聞かせてください。
元々は純文学の作家を目指しており、大学も小説の勉強ができる大学を選んで進学をしました。
ですが在学中に「自分には才能や覚悟がないのでは?」と思い、一度筆を折ることになったんです。
それから定職に就き、普通のサラリーマンとして働いていたのですが、やはり夢である小説家を諦めきれず……。
もう一度筆をとろうとした時にラノベの存在を知りました。
それからはラノベを読み漁っていたのですが、自分好みのラノベと出会えない時期が続いた折、それなら自分で書いてみようかなと思ったのがきっかけです。
ですが在学中に「自分には才能や覚悟がないのでは?」と思い、一度筆を折ることになったんです。
それから定職に就き、普通のサラリーマンとして働いていたのですが、やはり夢である小説家を諦めきれず……。
もう一度筆をとろうとした時にラノベの存在を知りました。
それからはラノベを読み漁っていたのですが、自分好みのラノベと出会えない時期が続いた折、それなら自分で書いてみようかなと思ったのがきっかけです。
「私は天才だ! ふはははは!」とテンションを上げることですね。
コメディを書いていると「これ面白いのかな」と不安になることが多々あります。
ですが滑って転んで頭を打った数だけ、人は強くなれるのだと私は信じているので、ポジティブにネタを作っています。
コメディを書いていると「これ面白いのかな」と不安になることが多々あります。
ですが滑って転んで頭を打った数だけ、人は強くなれるのだと私は信じているので、ポジティブにネタを作っています。
みんなにバカにしてもらえるような問題作を書いてみたいと思ったことです。
それでも愛されるキャラってどんな子だろうと考えた結果、新魔王とダーキルが生まれました。
それでも愛されるキャラってどんな子だろうと考えた結果、新魔王とダーキルが生まれました。
はい。
こういうキャラがいたらこういう風に動くよね、という感じで話を作り込んでいきました。
特にメインヒロインであるダーキルは、そのキャラの強さゆえに奔放に動いてくれましたね。
こういうキャラがいたらこういう風に動くよね、という感じで話を作り込んでいきました。
特にメインヒロインであるダーキルは、そのキャラの強さゆえに奔放に動いてくれましたね。
名作に疲れた方に読んでほしいです(笑)。
あとは「なんか最近疲れたな」という方にも手にとってほしいですね。
ヒロインがたくさん登場するので、お気に入りの娘を見つけていただき、その娘がわちゃわちゃしているのを見て、笑っていただければうれしいなあと。
あとは「なんか最近疲れたな」という方にも手にとってほしいですね。
ヒロインがたくさん登場するので、お気に入りの娘を見つけていただき、その娘がわちゃわちゃしているのを見て、笑っていただければうれしいなあと。
イチオシポイントはryotaさんのかわいいイラストです!
これだけで十分に元はとれると思うので、あとは文章を読んで一回でも笑っていただければ作者冥利に尽きます。
なのでフレーズとしては「笑いと幸せ100%の異世界ラブコメディ」でしょうか。
これだけで十分に元はとれると思うので、あとは文章を読んで一回でも笑っていただければ作者冥利に尽きます。
なのでフレーズとしては「笑いと幸せ100%の異世界ラブコメディ」でしょうか。
愛娘の嫁ぎ先が決まったような感覚です。
うれしくもあり、寂しくもある。
幸せになってほしいと願うばかりです。
うれしくもあり、寂しくもある。
幸せになってほしいと願うばかりです。
うーん、特に思いつきません。
応募時の原稿から大幅な改稿は行いましたが、担当編集者さんから具体的に説明していただきましたし、いろいろとアイディアも出していただけたので、楽しく作業できました。
応募時の原稿から大幅な改稿は行いましたが、担当編集者さんから具体的に説明していただきましたし、いろいろとアイディアも出していただけたので、楽しく作業できました。
みんなかわいくて……!
言いたいことが多すぎて絞り切れないですね。
ダーキルについては、ryotaさんや担当編集者さんからのご提案もあり、私が想像していたより遥かに魅力的なデザインに仕上がっていました。
白と黒の翼、ドクロリボン、モノクロな衣装の中で胸元に輝く黄色いネクタイなどは、本文には記述ありませんがとても合っており、キャラクターの幅を大きく広げてくれたように感じています。
お姫様らしさを意図的に隠すためのメイド服なのですが、だからこそ滲み出てくるダーキルらしいかわいらしさというものが、とてもよく表現されているなと思いました。
言いたいことが多すぎて絞り切れないですね。
ダーキルについては、ryotaさんや担当編集者さんからのご提案もあり、私が想像していたより遥かに魅力的なデザインに仕上がっていました。
白と黒の翼、ドクロリボン、モノクロな衣装の中で胸元に輝く黄色いネクタイなどは、本文には記述ありませんがとても合っており、キャラクターの幅を大きく広げてくれたように感じています。
お姫様らしさを意図的に隠すためのメイド服なのですが、だからこそ滲み出てくるダーキルらしいかわいらしさというものが、とてもよく表現されているなと思いました。
すべてのヒロインたちが読者のみなさまに愛されるように、書き手として大きな愛情を注いできたことが、このような評価に繋がったのではないかと思っています。
選考過程では丁寧な評価シートをいただきましたが、キャラクターを褒めていただくことが多かったですね。
ラノベはやはりキャラクターが大切だと思うので、そこにこだわることが大事なのかなと!
選考過程では丁寧な評価シートをいただきましたが、キャラクターを褒めていただくことが多かったですね。
ラノベはやはりキャラクターが大切だと思うので、そこにこだわることが大事なのかなと!
Profile
お魚1号 おさかないちごう
第5回オーバーラップ文庫大賞〈特別賞〉を受賞しデビュー。
受賞作『ちょっぴりエッチで変態なお姫さまは好きですか? 1』は2019年1月25日オーバーラップ文庫より発売。
https://www.amazon.co.jp/dp/4865544380