第11回 割内タリサ「ミートスパゲティ」

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執筆中の食事

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パスタは嘘です。
基本、書くときは何も食べないようにしています。
口に含むとしても甘いもの、チョコやキャラメルだけが一番いいと個人的に思っています。おそらく、糖分ありのコーヒー系が最適解なのでしょう。
ただ、私はコーヒーが飲めません。
今回、そんな胃腸の弱い方々にお勧めしたいのが――「病院でお世話になる前に、色んな錠剤を薬局で揃えて自分の身体で実験を繰り返していくこと」です。
私の経験上、こういうものは合う合わないが激しいので色々と試して、スターティングメンバーを決めるのが大事です。他にも、その月々で身体が求める補助食品が変わることを感じ取る経験も大切でしょう。プラシーボ効果を自分でコントロールする技術も、金欠となって外食なんて絶対にできなくなる覚悟も必要です。それらの問題を全て乗り越えたとき、そのスタメンが自分の食事の一部となるのです(つまり、この写真の右上のやつらが私のスタメンの一部、『作家メシ』ということですね。訳がわかりません)。
そして、今回は合う合わないがあるとわかった上で、養命酒をお勧めしておきます。悩んでいた冷え性を解消できただけでなく、消化の助けもしてくれました(気がします)。
あとエビオスファンの方々はみんなご存知でしょうが、エビオス錠はお値段リーズナブルな上に一回10錠という用量のおかげで、ラベルを張り替えて、誰かが遠くで見ているのを確認してから「くっ――、頭が……!」と独り言を呟いて、大量の錠剤を飲み下して発作を抑えるという研究機関から脱走した実験体ごっこができるのもいいですよね(たとえ現役中学二年生でもおすすめしません。理解ある親友と二人きりでやりましょう)。
以上です。
いつもタイトル詐欺と黒歴史を繰り返し、誠に申し訳ありません。

Profile

割内タリサ わりない・たりさ

作家。『異世界迷宮の最深部を目指そう』を手がけている。
最新第10巻が2018年3月25日に発売された。

担当編集メシ

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夜ご飯

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深夜の朝ご飯という見方もあります。きんぴらは酒を入れすぎましたが、たいへんご飯が進みました。(編集S)