第9回 九重七六八「フライドクイティオ」

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ふらりと異国旅グルメ

コメント

作家ですから、引きこもって作品作りに没頭する期間はありますが、時間が空けば、ふと思い立って取材旅行へ行くことがあります。
この日の昼ごはんは、マレーシア名物の「フライドクイティオ」。マレーシアにふらりと飛んで、首都クアラルンプールの郊外メガモールのフードコートで注文しました。これは米粉で作った平たい麺を炒めて、辛いソースと卵をからめたマレーシアの定番料理です。これで7リンギットくらいだったかな。(日本円で250円くらい)。マレーシアには住んでいたことがあるので、街歩きは苦になりませんし、お気に入りの店もいくつかあります。
この料理はスパイシーですが、卵でマイルドになっているので辛いのが苦手な人でもいけますし、大きな鉄鍋で豪快に炒めてあるので、香ばしくて食欲をそそります。また、屋台ごとに味付けが微妙に違うので、自分にあった味の店を見つけるのも楽しいです。ちなみに小皿のタレにエビやキュウリなどの具をつけて食べるとまた、味が変わって食が進みます。
今は『異世界嫁ごはん』という、異世界料理の作品を書いているので、日本ではあまり食べられない料理を味わうことは、非常に刺激になります。

Profile

九重七六八 ここのえ・なろや

作家。ラノベ作家になろう大賞の佳作受賞で作家デビュー。ヒーロー文庫「関ヶ原で待ってるわ」全2巻。第10回HJ文庫大賞でHJノベルス賞受賞。HJノベルス「伊勢崎ウェポンディーラーズ」1巻。オーバーラップノベルスでは「異世界嫁ごはん」2巻が4月25日に発売された。

担当編集メシ

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病み上がり

コメント

以前九重先生に連れて行ってもらった台湾ラーメンがたいへん美味で、そのお店のカップ麺を関東でも買えると知ってから度々食べています。
頭皮の全毛穴が深呼吸を始めたかのような辛さがクセになります。 デトックス。(編集I)