今回の「作家のしゃべり場Z」は特別編!
第10回オーバーラップ文庫大賞の受賞者、計3名のインタビューを一挙公開するぞ。
『最強守護者と叡智の魔導姫 死神の力をもつ少年はすべてを葬り去る』(以下『魔導姫』)で〈銀賞〉を受賞した安居院晃に、作品やその見どころについて、そしてオーバーラップ文庫大賞について聞いた。
――まずは『魔導姫』を書き始めたきっかけを聞かせてください。
個性の強いキャラクターが登場する話を書こうと思ったのが始まりだったと思います。
公募のまとめサイトだったかと思います。
Web発の作品が大半を占めている印象です。応募締め切りが一番近かったので送りました。
「作品の売りがわからない」というコメント。自分でも説明できない部分だったので、弱点を重点的に殴られているような気分になりました。
応募原稿は売り物にできるようなクオリティではないと思っていたので、あれが受賞したとか何の冗談なんだと思いました。
個性の強いキャラクターと魔法と道具の設定でしょうか? 今でもよくわかりません。
種族不明なイケメンが無双する、だったと思います。
特典用ショートストーリーでしょうか。4本は経験ありますが、6本は経験なかったのでネタを出すのが大変でした。
本当に素晴らしいなと。
タイトルどおり最強の主人公が戦うファンタジー作品なので、そういった作品が好きな方に読んでいただきたいなと。
がんばってください。
Profile
安居院晃 あぐい・こう
第10回オーバーラップ文庫大賞〈銀賞〉を受賞。
受賞作『最強守護者と叡智の魔導姫 死神の力をもつ少年はすべてを葬り去る』は2024年1月25日オーバーラップ文庫より発売。
https://www.amazon.co.jp/dp/4824007070