第10回オーバーラップ文庫大賞特別編 安居院晃

今回の「作家のしゃべり場Z」は特別編!
第10回オーバーラップ文庫大賞の受賞者、計3名のインタビューを一挙公開するぞ。
『最強守護者と叡智の魔導姫 死神の力をもつ少年はすべてを葬り去る』(以下『魔導姫』)で〈銀賞〉を受賞した安居院晃に、作品やその見どころについて、そしてオーバーラップ文庫大賞について聞いた。


――まずは『魔導姫』を書き始めたきっかけを聞かせてください。
安居院
個性の強いキャラクターが登場する話を書こうと思ったのが始まりだったと思います。
――安居院晃さんはオーバーラップ文庫大賞をどこで知りましたか?
安居院
公募のまとめサイトだったかと思います。
――安居院晃さんが考えるオーバーラップ文庫のイメージは? そのイメージを踏まえて、本作をオーバーラップ文庫大賞へ応募しようと思った理由を聞かせてください。
安居院
Web発の作品が大半を占めている印象です。応募締め切りが一番近かったので送りました。
――オーバーラップ文庫大賞では、1次選考からすべての応募者に対して評価シートが送付されます。何か印象に残っている評価コメントは?
安居院
「作品の売りがわからない」というコメント。自分でも説明できない部分だったので、弱点を重点的に殴られているような気分になりました。
――担当編集より受賞の連絡を受けた際の率直な気持を聞かせてください。
安居院
応募原稿は売り物にできるようなクオリティではないと思っていたので、あれが受賞したとか何の冗談なんだと思いました。
――受賞にあたって、作品のどんな要素が一番評価された点だと思いますか?
安居院
個性の強いキャラクターと魔法と道具の設定でしょうか? 今でもよくわかりません。
――本作のコンセプトを聞かせてください。
安居院
種族不明なイケメンが無双する、だったと思います。
――発売に向け、現在は書籍化の作業が進行中だと存じます。何か苦労したエピソードはありますか?
安居院
特典用ショートストーリーでしょうか。4本は経験ありますが、6本は経験なかったのでネタを出すのが大変でした。
――では、キャラクターデザイン・カバーイラストを始めて見た際の感想は?
安居院
本当に素晴らしいなと。
――本作を(特に)どんな方に読んで欲しいですか? その理由と併せて聞かせてください。
安居院
タイトルどおり最強の主人公が戦うファンタジー作品なので、そういった作品が好きな方に読んでいただきたいなと。
――最後に、オーバーラップ文庫大賞へ投稿をしようと考えている方へ、ひと言コメント(アドバイス)をお願いします。
安居院
がんばってください。