第62回 黄波戸井ショウリ「豚の生姜焼き」

シチュエーション

自分好みの味付けを楽しみたい夜に
コメント

豚バラ肉を強火でじゅわっと焼き、脂が溶け出たところで生姜ダレを絡める『豚の生姜焼き』。
新作『月50万もらっても~』にも登場する私の好物です。生姜は刻み生姜でなくおろし生姜で、一般的なレシピの2~3倍くらい入れるのが私流。外食にはない尖った味付けをできるのも自炊の魅力と思って『山盛り唐辛子のこんにゃく煮込み』『醤油風味の牛すじカレー』などいろいろ試しています。
ちなみにこの料理、作中ではお隣のお姉さん・早乙女ミオさんとにぎやかに食卓を囲むシーンで登場します。そんな光景を思いながら食べることで独りメシの寂しさをいっとき忘れられるのもポイントです。
右上のマグカップは豆腐のおみそ汁です。

Profile

黄波戸井ショウリ きわどい・しょうり

作家。『月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい』を手がける。
第1巻はオーバーラップ文庫より2020年4月25日に発売。
https://www.amazon.co.jp/dp/4865546375

担当編集メシ

シチュエーション

秋~春にかけて休日

コメント

甘酒といえばお正月! ですが、私は夏以外の一年中たまに飲んでいます。
甘酒のおいしさはつぶつぶした米麹にあると思うのですが、紙パック入りの甘酒は米麹が入ってないことが多い……なので甘酒の素を買ってきて鍋で煮てつくっています。
どうしても量が多くなるので休日につくり、一日か二日ほどかけてゆっくり飲むことが多いです。(編集Y)